ご当地「授与品」あれこれ / 平成27年12月10日 第10回 宇佐神宮「お守」「亀守」
神亀2年(725)に創建、全国にある八幡宮の総本宮として知られる宇佐八幡宮。ご祭神の八幡大神は、大陸の文化や産業を取り入れ、新しい国づくりをされたと伝わる第15代応神天皇のご神霊とされています。
宇佐八幡宮のご本殿は、小高い丘陵の小椋山(亀山)山頂に鎮座する上宮と、その麓に分祀された下宮があります。それぞれ八幡大神を祀る一之御殿、地主神である比売大神を祀る二之御殿、応神天皇の母神である神功皇后を祀る三之御殿があります。
八幡大神は託宣(神がお告げを出すこと)する神として知られます。奈良時代には東大寺の大仏造立の守護や、僧・道鏡による皇位簒奪(さんだつ)計画の阻止を託宣され、皇室からの篤い崇敬を受けました。また、武運の神として武家からの信仰を集めました。
神功皇后には、応神天皇を身ごもりながら三韓遠征の指揮をとられたという伝説があり、母神として、安産、教育の守護などのご神徳があります。
多種の授与品のなかでも宇佐神宮らしいのが、八幡大神のご降臨の様子と応神天皇を抱かれた神功皇后の姿が表わされたお守。健康と安全を守ってくれます。
また、「亀守」は八幡大神が鎮まる亀山をモチーフにしたもので、亀のように千年も万年もの延命長寿と、身体健康、開運、家内安全を願うお守です。
宇佐神宮
大分県宇佐市大字南宇佐2859
☎0978-37-0001
http://www.usajinguu.com/
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