神社検定/神道文化検定/知ってますか?日本のこころ
神社検定・神道文化検定
平成29年06月18日(日) 第6回 神社検定 参級(3級)
  • 神社検定とは
  • お申込みについて
  • テキスト・問題集のご案内
  • お問合せ
  • 神社検定体験団
    「見て触れて学ぶ神社のいろは」体験レポート
    体験団員No.2 MARIKO(モデル)
    平成29年3月12日、東京・國學院大學にて神社検定特別セミナー「見て触れて学ぶ神社のいろは」を開催し、72名の方にご参加頂きました。
    今回は、神社検定壱級をお持ちのモデル・MARIKOさんにご参加いただき、実際に体験したセミナーの様子をレポートしていただきました。

     

    「見て触れて学ぶ神社のいろは」体験レポート

    待ちに待った神社検­定特別セミナー「見て触れて学ぶ神社のいろは」当日。
    神社の世界を身近に体験できるまたとない機会に期待は高まります。

    会場は國學院大學祭式教室。神職を目指す学生の方々が祭式を学んでいる場所ということもあり、教室には実際の神社を模した神殿が造られています。まるで本当の神社のような荘厳な空間に自然と背筋もピンと伸びます。

    会場の熱気が高まる中、いよいよ國學院大學神道文化学部教授・茂木貞純先生のお話が始まりました。セミナーは作法篇・有職故実篇の二部構成。まずは神社に参拝する上で欠かせない作法篇からスタートです。

    ちなみにセミナーの始まりを待つ間、「練習用の神殿は自由に見学してください」と神社検定事務局スタッフの方からのお言葉が。実際の神社の本殿は神様がお祀りされているためもちろん自由に見て回ることなど出来ません。

    普段は出来ない体験にドキドキしながら見学をしましたが、茂木先生曰く原則的に御殿の階段の上は、「膝進膝退」といって必ず膝で進むのが作法なのだそう。これには参加者からも驚きの声が上がりました。神様を敬う心を全ての動作で、作法として表す。まずは「心」が大切なのだと教えられた気がします。

    「神祭りにとって最も大事なことは心身共に清浄であること」との茂木先生のお言葉から、お祭りの前に必ず行う手水の作法を実際の道具を使いながら見せていただき、いよいよ拝礼作法の体験に移ります。神社検定でも拝礼作法は学んでいるので大丈夫と思いきや、実はなかなか難しいものでした!

    拝礼とは神様の前で行う神聖なものだからこそ、うやうやしく行わなければなりません。正式な二拝二拍手一拝の作法や、腰を90度に折ってお辞儀をする一番丁重な「拝」の正しい所作などをしっかりと教えていただきました。

    拝礼の際には、まず神前の三歩手前で小揖(15度の会釈)をしてから三歩進み、足を揃えて神前で深揖(45度のお辞儀)。ここで二拝二拍手一拝をするのですが、手を合わせる際には右手を少し引くのだそう。拝礼を終え、神前から下がる際に深揖をして三歩下がり、小揖。また、神様を正面にしての作法の際は三歩出る際には左足から、下がる際には右足からと決まっているのだとか!神職の方々はこの作法で拝礼されているということで、古くから続いてきた伝統に心打たれます。

    さて、参加者にはあらかじめ神拝詞という大祓詞などを記したものが配られていたのですが、全員でその中の神棚の前で読む祝詞・神棚拝詞を奏上する一幕も。

    「大祓詞は1300年前には既に存在していて、日本の国の成り立ちから、生活が始まって生じた罪穢れを清めるもの。奏上するとスッキリしますよ。」というお言葉通り、奏上を終えると不思議と爽やかな気分になりました。

    また今回は修祓のデモンストレーションも。祓詞の奏上、大麻・塩湯で参加者がお祓いをしていただきました。修祓とは古事記にもあるように伊邪那岐命が黄泉の国の穢れを海水に浸かって禊祓をしたことに由来します。実際に大麻を振る「サッサッ」という音に自分の身が清められるような気持ちでした。

    大充実の作法篇を終え、いよいよ有職故実篇に移ります。こちらでは神職や巫女の装束について解説を受けるのですが、実は女性神職の着装モデルを私が務めさせていただきました。神職の正装は大祭でのみ身に着けるもの。滅多にない経験に緊張しましたが、古くからの神道の世界に近づけたようで静かな感動がありました。

    男性神職は黒色の袍に白色の袴でキリリとした印象です。女性神職の装束は作法がしやすいように昭和62年に考案されたそうですが、色鮮やかな唐衣に表着、単の重なりが美しく。唐衣や表着には二重織物、綾地縫取といった技法が使われているそうで文様が自然と浮き立つよう。日本独特の色、文様の美しさに強く感銘を受けました。参加者の方々もなかなか目にすることのない装束の美しさに感心していらっしゃいました。

    解説のあとには、全員で神職の常装である狩衣の着装体験を。まさに異世界のような体験に皆さんとても楽しそうで、会場は大いに盛り上がりました。

    着装体験を終えた後も参加者の方からの熱心な質問は絶えず、あっという間に終了の時間を迎えたのでした。

    セミナー中、「神道はシンプルなもの。日本人の生活の原点を残し、伝えている。」というお言葉が印象的でした。神饌では日本人の主食である米を最も大切にし、お祓いは何千年も前からの神話を今に伝え、また装束や設えの文様には自然のものを使う。

    神社について学ぶということはまさに私たち日本人のルーツを探ることかもしれないと、改めて感じた一日となりました。

    茂木貞純教授
    茂木貞純教授
    拝礼作法の説明
    拝礼作法の説明
    参加者全員で神棚拝詞奏上
    参加者全員で神棚拝詞奏上
    装束の説明
    装束の説明
    男性と女性の正装装束
    男性と女性の正装装束
    モデル・MARIKOさん
    モデル・MARIKOさん
    神社検定体験団 / 平成29年05月02日
    記事一覧
    「見て触れて学ぶ神社のいろは」体験レポート - 平成29年05月02日
    「初穂曳に参加しました」体験レポート(第4回) - 平成29年02月01日
    「初穂曳に参加しました」体験レポート(第3回) - 平成29年01月01日
    「初穂曳に参加しました」体験レポート(第2回) - 平成28年12月01日
    「初穂曳に参加しました」体験レポート(第1回) - 平成28年11月02日