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神社検定・神道文化検定
平成29年06月18日(日) 第6回 神社検定 参級(3級)
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     神社検定事務局では、神社および神道のことを効率よく勉強していただきたいと考えております。神社や神道とひとくちに言っても、その対象分野は多岐にわたります。そこで、今まで3級から1級までテーマごとに試験を行い、そのテーマに応じて10冊の公式テキストを発刊してきました。今後も、新たな公式テキストを発刊していくことはできますが、事務局では、これまでの10冊で、概ね基礎的なものは提示できたと認識しています。そこで、平成29年以降は、4年から5年のスパンで大きいテーマを設け、今までの検定テキストの中から数冊を選んで、検定を行っていきたいと考えています。
     折しも、平成32年は『日本書紀』編纂から1300年の年となります。また、平成25年の「第62回神宮式年遷宮」での主要な神事斎行をはじめとして、ここ数年は賀茂御祖神社や賀茂別雷神社など多くの神社で「御遷宮」が行われてきました。そこで、平成32年までは「神話と遷宮」を大きなテーマとして検定を行っていきたいと考えています。
     もちろん、大きいテーマからは外れる公式テキストも神道の基礎知識を補充するのに必要なものです。余裕のある方は、そちらへも興味の対象を広げていっていただきたいと考えています。そうすることによって無理なく効率よく勉強していただくことができると考えているからです。
     平成29年以降の級ごとのテキストの割り振りは以下のようになる予定です。

    ●3級受検者
     基本となるテキストは公式テキスト①『神社のいろは』です。これは毎回、変わりません。
    これに加えて平成29年の第6回神社検定では、今回、新しく出版される公式テキスト⑩『神話のおへそ『日本書紀』編』が対象サブテキストになります。従って、平成29年の試験では『神社のいろは』と『神話のおへそ『日本書紀』編』の一部から問題が出題されます。
     その翌年の平成30年の試験では、『神社のいろは』と公式テキスト④『遷宮のつぼ 改訂版』の一部から出題されることになります。
     この『遷宮のつぼ 改訂版』は、従来のテキスト『遷宮のつぼ』にあった古い記録の部分を、神宮式年遷宮をはじめ平成26年以降に行われた「御遷宮」の様子に差し替えて再構成するものです。以前は収録されていなかった春日大社の式年造替の記録も内容に加わる予定です。従って、このテキストだけは従来のものとは内容が変わることになります。
     さらに平成31年は『神社のいろは』と公式テキスト②『神話のおへそ』の一部、平成32年は『神社のいろは』と公式テキスト⑩『神話のおへそ『日本書紀』編』の一部から出題する予定です。

    ●2級受検者
     基本となるテキストは公式テキスト③『神社のいろは 続(つづき)』です。これは、毎回、変わりません。これに加えて平成29年の第6回神社検定では公式テキスト⑨『神話のおへそ『古語拾遺』編』がサブテキストになります。
     このように、2級のサブテキストは前年に3級で使用したサブテキストを使用し、『皇室』誌の指定号をサブテキストに加えることも従来と変わりません。
     問題の内容は3級で出題されたものよりも高度なものとなります。また、『皇室』誌にはタイムリーな神社の動きが掲載されており、このような時事的なテーマは単行本のテキストでは扱えません。こういったテーマも神社を理解するためには必要と従来通り事務局では考えているからです。
     従って、平成30年の『皇室』誌の指定号以外のサブテキストは『神話のおへそ『日本書紀』編』、平成31年は『遷宮のつぼ 改訂版』、平成32年は『神話のおへそ』になります。

    ●1級受検者
     基本となるテキストは公式テキスト⑤『神社のいろは要語集 宗教編』と、公式テキスト⑦『神社のいろは要語集 祭祀編』で、これが年度ごとに交互に使用されることは従来と変わりません。「宗教編」と「祭祀編」の両方から出題すると、勉強する範囲が膨大な量になってしまうため、交互に対象テキストとしています。
     1級では、この基本テキスト以外に、『皇室』誌の指定号とサブテキストのいくつかから問題が出題されることになります。  平成29年は『神社のいろは要語集 祭祀編』と『神話のおへそ『日本書紀』編』、公式テキスト⑧『万葉集と神様』から出題されます。
    平成30年は『神社のいろは要語集 宗教編』と『遷宮のつぼ 改訂版』『神話のおへそ『古語拾遺』編』から、平成31年は『神社のいろは要語集 祭祀編』と『神話のおへそ』『神話のおへそ『日本書紀』編』から出題されます。
     なお、平成31年には、公式テキスト10冊の「索引編」を刊行して、学習の利便を図る予定です。この『索引編』の発刊を契機として、平成32年からは、1級の基本テキストである『神社のいろは要語集』の「宗教編」と「祭祀編」2冊をクロスオーバーして出題テキストとすることも検討しています。それ以外の出題テキストは、『皇室』誌の指定号と、『神話のおへそ『日本書紀』編』『遷宮のつぼ 改訂版』になります。

     4年から5年のスパンで大きいテーマを設けるとはいっても、広範囲にわたる神社・神道の知識を効率よく勉強していただきたいという趣旨に変わりはありません。また、神社検定は、各級とも毎回、出題の範囲が変わっていきます。従って、同じ3級・2級・1級合格者でも、その合格年度によって、内容理解の意味合いは変わったものとなっていきます。同じ級でも1回受験して満足するのではなく、さらにテーマ別に受験をして、さらなる知的好奇心を満足させていただければと存じます。総合的に知識が増えれば増えるほど、神社は、そして「神道」はさらに神々しく、違った形で見えてくると思います。